Product introduction
製品情報 - 分離機
超高磁力マグネット
ダイアバーDB
ダイアバーDBは、希土類磁石ピースをステンレスチューブ中に組み込み、棒状に形成した棒磁石です。磁石の種類は、表面磁力及び温度条件によって使い分けをすることができます。
mT(テスラ)=10G(ガウス)
形式 | 寸法 | 温度条件 | 残留磁束密度 | 表 面 磁 力 |
---|---|---|---|---|
DB1 | φ20×全長 | 100℃以下 | 1,250mT | 720〜800mT |
DB2 | φ23×全長 | 200℃以下 | 1,120mT | 900±10%mT |
DB3 | φ25×全長 | 100℃以下 | 1,250mT | 1000±10%mT |
超高磁力マグネット
ダイアグリッドDGS、DGH
ダイアグリッドは、超高磁力棒マグネット(ダイアバー)を格子状に組合わせた格子型マグネットです。形状は、角型及び丸型をベースとしてホッパー及び配管内に設置できます。吸着物の清掃は、エアー、粘着テープ等で行いますが、作業性を考慮した簡易清掃タイプが実用的です。
形式 | 寸法 | マグネット本数 |
---|---|---|
DGS-200 | φ200 | 4 |
DGS-250 | φ250 | 5 |
DGS-300 | φ300 | 6 |
DGH-200 | φ200 | 4 |
DGH-250 | φ250 | 5 |
DGH-300 | φ300 | 6 |
粉体用マグネットセパレーター
ダイアコナーDCH、DCS、DCV
ダイアコナーは、粉及び顆粒原料の除鉄に通常使用されるマグネットセパレーターです。
構造は、超高磁力マグネット(ダイアバー)を格子状に組合わせた(ダイアグリッド)ものをケース内に収めた除鉄装置の構造を有しています。下表のとおり、3形式の中から選定いただけます。
寸法及び選定表
形式 |
口径φ (mm) |
高さH (mm) |
幅B (mm) |
本数 (本) |
処理能力 (㎥/h) |
---|---|---|---|---|---|
DCH-100 | 100 | 250 | 150 | 2+3 | 3 |
DCH-150 | 150 | 250 | 200 | 3+4 | 6 |
DCH-200 | 200 | 300 | 250 | 4+5 | 9 |
DCH-250 | 250 | 350 | 300 | 5+6 | 13 |
DCH-300 | 300 | 350 | 350 | 6+7 | 18 |
DCH-350 | 350 | 350 | 400 | 7+8 | 23 |
DCH-400 | 400 | 350 | 450 | 8+9 | 29 |
DCS-100 | 100 | 300 | 200 | 4+6 | 3 |
DCS-150 | 150 | 350 | 200 | 6+8 | 6 |
DCS-200 | 200 | 400 | 250 | 8+10 | 9 |
DCV-100 | 100 | 300 | 150 | 7 | 4 |
DCV-150 | 150 | 350 | 200 | 10 | 8 |
DCV-200 | 200 | 400 | 250 | 14 | 13 |
DCV-250 | 250 | 450 | 300 | 15 | 20 |
粉体用マグネットセパレーター
ダイアセルフDAS(AMS)
ダイアセルフは、上記簡易清掃型ダイアコナーよりも更に進化した簡易清掃型で、ケースから格子マグネットを取り出さなくても、清掃がその場で行える構造です。マグネット部のラインからの引き出しは、手動を基本として、エアーシリンダーと組合せた自動型も取り揃えております。
AMS(Air Movement System)機構の採用
従来マグネットを外装チューブから移動する場合にエアーシリンダーにより全数を一括引き出す方式でした。この方式では、何等かのトラブルでマグネットが外装チューブ内でロックした場合、復旧に掛かる時間は1日の単位でしたが、本機構は、個々のマグネットがエアーにより外装チューブ内を移動する構造を採用することにより、外装チューブ内の摩耗も少なく、不測に事態になった場合でも不具合箇所のみの交換で数時間の単位で復旧が可能となりました。
粉体用マグネットセパレーター
ダイアローターDRP
ダイアローターは、比較的粘性が高く、流動性が悪い粉に適しています。構造は、ローターに適正な本数の超高磁力マグネット(ダイアバー)を配置し、モーターを動力として粉体の落下スピードに合わせた回転数で、そのローターを回転させることにより、できるだけ効率良くダイアバーに粉体が接触できる構造を有しております。 また、口径が角400以上の形式には、ローター単独の重量が重くなるため、ダイアセルフ手動引出型と同様の機能を持たせ、内部のローターを取り出すことなく、その場で清掃可能な構造を有し、大口径での適応を実現しました。
選定表
形式 |
寸法 (mm) |
清掃方法 |
処理能力 (㎥/h) |
|
---|---|---|---|---|
ローター取出 | ローター引出 | |||
DRP-200 | 角200 | ○ | △ | |
DRP-250 | 角250 | ○ | △ | 7 |
DRP-300 | 角300 | ○ | ○ | 15 |
DRP-400 | 角400 | × | ○ | 25 |
DRP-500 | 角500 | × | ○ | 40 |
粉体用マグネットセパレーター
ダイアキャノンDKP
ダイアキャノンは、比較的大容量、大口径のラインに適しており、ケース内部には、砲弾型の超高磁力マグネットを装備しておりますが、微鉄粉除去というより処理量の多さからすると上流での荒取りが適しています。 また、粉体の空送配管内の微鉄粉除去としても使用されています。
形式 | 口径 |
---|---|
DKP-80 | 80A |
DKP-90 | 90A |
DKP-100 | 100A |
DKP-150 | 150A |
液体用マグネットセパレータ
ダイアスラーDSY、DSI、DST、DSH
“ダイアスラー”シリーズは、超高磁力棒マグネット(ダイアバー)を組み合わせた除鉄装置で、液体および粘性原料の製造ライン配管に使用されています。
液体の流動性(流速・粘性)に合わせて4形式の中から選定でき、表面磁力の大きさだけでなく金属の含有量・現場の作業性を配慮した構造や電磁式の機能を有する自動清掃型を揃えております。
ダイアスラーDSY
Y型ストレーナー内に超高磁力マグネットを設置し、除鉄効果を兼ねる構造を有しています。完備での製作も可能ですが、現状ご使用のY型ストレーナーのキャップ部を改造するだけでも製作可能です。
寸法及び選定表
形式 | 口径 |
長さ (mm) |
マグネット径 (mm) |
本 数 |
---|---|---|---|---|
DSY-25 | 25A | 115 | 20 | 1 |
DSY-32 | 32A | 135 | 25 | 1 |
DSY-40 | 40A | 150 | 25 | 1 |
DSY-50 | 50A | 180 | 25 | 1 |
ダイアスラーDSI
主に流量が少なく、或いは、間欠で粘性が小さい流体のラインに適します。特に充填機の上流に設置する目的で開発したものです。しかし、実際には他のラインでも使用されています。
形式 | 口径 | マグネット長さ(mm) |
---|---|---|
DSI-25 | 1S | 20 |
DSI-40 | 1・1/2S | 25 |
DSI-50 | 2S | 25 |
ダイアスラーDST
食品以外の液体で、粘性は中程度のものに適します。流量が少ない場合で付加価値のある液体で除鉄を要する場合は、内部に仕切り板を設置し、マグネットにできるだけ長く接する構造も製作実績がございます。
形式 | 口径 | マグネット本数 |
---|---|---|
DST-25 | 1S | 3 |
DST-40 | 1・1/2S | 5 |
DST-50 | 2S | 5 |
DST-60 | 2・1/2S | 7 |
ダイアスラーDSH
飲料等粘性の低いものから、レトルト食品等の粘性の高いものまで幅広く適用します。食品衛生上、ケース内底部に溜りが無く、形状も、製品がスムースに流れる様な考慮をしています。
形式 | 口径 | マグネット本数 |
---|---|---|
DSH-40 | 1・1/2S | 5 |
DSH-50 | 2S | 5 |
DSH-60 | 2・1/2S | 5 or 7 |
DSH-70 | 3S | 7 |
DSH-80 | 3・1/2S | 7 |
DSH-90 | 4S | 7 |